主人公は、この春に大学を出たばかりの新米教師です。
彼が赴任する学校は、『とてつもない僻地』に在ります。
無人駅であるプラットホームには、電車は朝夕に一本ずつしかやってきません。
しかし彼は、自分の働く学校・・・分校に、
『自らの常識から遥か彼方に位置する事実』
があることに気づきます・・・
村民人口、三十二人・・・その中で、学生として生きているのは彼女達だけなのです。
彼女達は、『キス』という行為そのものの存在を知りませんでした。
主人公が、この分校に赴任してくるまでは・・・
生まれて初めてキスを知った彼女達は、主人公に何を求めるのでしょうか・・・
僻地にて・・・男と女の奇妙な関係が始まる・・・